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捨てたいのに捨てられない!思い出の品の断捨離方法

生前整理や断捨離の際、思い出の品はどのようにされていますか?潔く捨てることができるタイプでしょうか、それとも、捨てにくくてずっと保管しているタイプでしょうか?

今日は、特に捨てにくいと感じる「思い出の品」の断捨離方法をご紹介します。思い出の品が多すぎて困っている・思い切って断捨離したいという方はぜひ参考にしてみてください。

 

1.思い出の品の断捨離方法

それでは、思い出の品の断捨離方法を2つご紹介します。

その①デジタルデータに残してから捨てる

携帯電話やデジタルカメラで思い出の品を写真撮影し、デジタルデータとして保管してから捨てる方法です。この方法の良い所は、捨てた後でもその物をデジタルデータで見ることができるところです。手紙や年賀状、色紙、子どもが幼い頃に書いた絵・作品など撮影できるものなら何でも対応できます。手紙や色紙は使用したペンの種類によっては経年変化でインクが薄くなって文字が読めなくなってしまうものもあります。読める状態のうちに早めに写真撮影した方が良いかもしれません。

この方法は、思い出の品をたまに思い返して見たい方や実物保存でなくても良い方におすすめの方法です。また、捨てたことを後悔するかもしれない時の保険としても有効な手段です。

 

その②お焚き上げ

お焚き上げとは、思い出の品、神仏に関する物(仏壇仏具、位牌、だるま、など)、遺品などを焼いて供養することです。昔から物には魂が宿ると考えられ、必要としなくなった物は感謝の気持ちを捧げてから浄火することで天上に還るとされています。

手間や費用はかかりますが、そのままゴミに出すことに抵抗があるものを供養してから捨てたい時におすすめの方法です。お焚き上げは神社・お寺・専門業者に依頼する必要があるので、どこに依頼するかを決めて準備しましょう。

 

 

2.お焚き上げをしたい時はどうする?

2-1.お焚き上げの依頼先

お焚き上げの依頼先は大きく分けて、神社・お寺と専門業者の2つあります。

・神社・お寺

神社・お寺に依頼したい場合は、お焚き上げをしてくれるかどうか直接神社・お寺に確認をしましょう(HPに掲載している場合もあります)。菩提寺がある方は菩提寺に依頼するのが良いですが、それ以外の方はお焚き上げをしてくれる神社・お寺を自分で探す必要があります。どうしても探せない場合には、葬儀社や仏壇仏具店に相談してみましょう。お焚き上げをしてくれる神社・お寺を紹介してくれます。お焚き上げを受け付けている場合でも限られた期間にしか受け付けていないことや、品物が制限されていることもあるので注意が必要です。しっかりと確認しましょう。
依頼できる場合は、お焚き上げしたい物を自分で持って行きます。神社・お寺では費用が明確に提示されているところは少なく、お布施というかたちで気持ちをお包みします。

 

・専門業者

専門業者に依頼したい場合は、インターネットなどで業者を探します。品物の大きさ・量によって費用が変わるため、お焚き上げする物をあらかじめ決めておきましょう。申込みと支払いが完了すると、送付用の封筒・箱(宛名付き)が自宅に届きます(自分で封筒・箱を用意するところもあります)。お焚き上げしたい物を封筒・箱に入れて指定された住所に送ると、専門業者が委託している神社・お寺でお焚き上げをしてもらえます。お焚き上げ後は、自宅にお焚き上げ完了証が届きます。
専門業者への依頼はお焚き上げする品物の制限が厳しくなく、年中受付けてもらえ、品物を自分で封筒・箱に詰めて送るだけという簡単さがあります。しかし、神社・お寺とはちがって自分の目で供養されている様子を見ることができないため、信頼できる業者を選ばないといけない難しさもあります。

 

2-2.お焚き上げできる品物

お焚き上げは火で燃やして供養します。そのため、火で燃やせない物や燃やすと有害物質などが出て危険な物(電化製品、ガラス、など)はお焚き上げできません。依頼先によってもお焚き上げできる品物・できない品物は異なりますので、きちんと確認しルールを守りましょう。

<お焚き上げできる品物の例>
・お人形、ぬいぐるみ
・写真、アルバム
・遺品(衣服類、印鑑、お守り、寝具類)
・神仏に関する物(仏壇仏具、お位牌、だるま)

 

 

まとめ

今日は、思い出の品の断捨離方法2つとお焚き上げの方法についてご紹介しました。

思い出の品や贈り物をもう必要としていない・自分の趣味ではないとわかっていても捨てにくいと感じる人はたくさんいます。片付けをする度にその物を見ては少し後ろめたいようなイヤな気持ちになることがあると思います。

思い出の品や贈り物を捨てたら、冷たい人・失礼な人と思われそうだと思いこんではいませんか?
それよりも、捨てていないだけで物置の奥にしまい込んで忘れていたり、ほこりまみれにしておく方がよっぽど失礼ではないでしょうか。もう必要ないと判断したのならば、思い出や贈ってくれた人に感謝しながら断捨離しましょう。その方が気持ちも家もスッキリするはずです。

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